大星山夕景・星景撮影〜山口県平生町〜

最近、一気に暖かくなり外に出るのが楽しい季節になってきました。
どこに行こうか迷いますが、計画するのも楽しみの一つであります。

個人的にちょくちょく撮影旅に出てるので、徐々に書いてない記事が多くなってしまい自分の首を締め続けている状態となっています。

さて3月に入ってすぐのある日、久しぶりに星空撮影をしました。
近場で綺麗に撮影できそうな場所を探しますが、中国地方で星が綺麗に見られる場所は多くはありません。
正確には、星空と他の何かを入れての撮影(=星景写真)ができる場所があまり無いように思います。
以前、山口県美祢市にある秋吉台で撮影した星空は綺麗でしたが、普段中国地方ではあまり撮影しません。

「新月」と「光害」と「天気」

星空撮影に必要な要素です。
細かく言うとまだありますが、これさえ押さえていればとりあえず大丈夫です。
月に一度やってくる新月のタイミングを狙う事が重要ですが、月がある日でも、月の出・月の入りを調べると撮影のチャンスはあります。
また光害について、夜の田舎道を車で走っている時、ふと窓を開け空を見上げると、

「おぉ〜星やば!」

と思った経験が皆さまおありではないでしょうか。
都会から離れれば離れるほど星は多く見られるのは当然ですが、私が活用するのがインターネットに公開されている「公害マップ」です。

「車中泊まとめwiki」より引用

天気については当たり前ですが、雨だと見られません。
雲が多い日でも見るのは難しいでしょう。
そこで利用するのが、「GPV気象予報」と「日本気象協会 星空指数」。
GPVに関しては、かなり正確な雲や雨の予報が見られるので、星空撮影には必須です。
星空指数は、各地の見られる確率をパーセンテージで表記してくれるので、ここで100%を見るとテンションが上がります。笑

3月になると、ようやく天の川が見られるようになります。
と言ってもようやく夜明け前に少し見られる時期になっただけで、やはり7月〜9月頃がベストかと思われます。
綺麗に天の川を撮ろうと思うと、南の空が暗い場所に行く必要があるので、場所を探すのは大変です。

前置きが長くなってしまいました。
今回はメンバー3人のヒマな日が1日しか合わないという事で、割と近くの周防大島を当初考えていたのですが、以前起きた大型船の橋接触事故による夜間工事のため、この日だけまさかの通行止め。
と言う事で、お隣にある室津半島の「大星山」に向かいます。

大星山(おおぼしやま)

山口県南東部、柳井市から車で約40分。
熊毛郡平生町にある標高438mの、あまり知られていないちょっとマイナーな景勝地です。
山頂には風力発電の大きな風車がそびえ立ち、観測所(?)と滑り台が一緒になったユニークな建物の屋上から360度のパノラマ風景が望めます。
澄んだ日には四国や九州が見え、瀬戸内海の島々を一望できる、なかなか良い撮影ポイントではないかと思います。
「室津半島スカイライン」という道路もあるので、ドライブコースにもおすすめできそうです。

山頂までの道路は狭く荒れており、少し不安になりますが、ナビを信じて進みます。
山頂には広い駐車スペースがあり、車を止めるとすぐに巨大風車と展望台があります。

黄金色に輝く夕日と海が絶景です。
思わずスマホでフライング撮影。
のんびりしていると夕日はあっという間に沈んでしまうので、機材を取り出し撮影開始です。

夜の大星山。
3月でもまだまだ春は遠いのか、寒いです。
星空撮影には防寒対策は必須ですね。

風力発電の風車は、羽が回転していると独特の音がしてかなり不気味です。
この音に関する公害が少し問題になっているらしいのですが、確かに生活していてこの音が常に頭に響いていたら気が狂いそうです。
風の向きで変わるのか、大きな持続音がすると多少羽の向きが変わるので、星空撮影していると風車の軸がブレてしまいます。
(もともと風車は回っているので大した問題ではありませんが)

撮影ポジションを色々変えながら気のすむまで撮影し終えたところで、タイムラプス撮影に移ります。
タイムラプス(time=時間、lapse=経過・推移)とは、微速度撮影と呼ばれ、数秒、数分に一コマづつ撮影した写真を編集で繋げて動画のようにする撮影方法。
よくテレビで雲が高速で流れていく動画を目にする事があるかと思いますが、まさにそれです。
ありきたりな風景も、この技法を使うことにより時間の移り変わりが一目瞭然で、面白さが出ます。
非日常的な雰囲気を出せるため、旅をするときには必ずと言っていいほどやっています。

星空タイムラプスには、大きく分けて2種類あります。
星がどんどん移動していくシンプルなものと、星が徐々に線になっていく比較明合成という手法を使ったものです。
先に記述したように、タイムラプスは複数の写真を繋げて動画にします。
そのため撮影枚数が何百枚と、かなりの数になります。

 

星空撮影時の設定情報

●使用機材:Canon EOS6D+Canon 14mm F2.8L II USM
●シャッター速度:20秒(+インターバル3秒)
●F値:2.8
●ISO感度:1600
●撮影枚数:約350枚

だいたいこんな感じです。
周辺の明るさにもよりますが、あとは好みの問題です。
出来上がった写真がこちら。

★動画バージョンはこちら(YouTube)↓

基本的に星空タイムラプスを撮影する時は、撮影開始したらあとは放ったらかしにして仮眠を取るのですが、3人でいくとテンションも上がり眠気も吹っ飛んでしまいました。
気がつけば空が白み出しています。

天気にも恵まれ、最高の星空撮影日和となりました。
機材を車に詰め込んで、いざ帰宅。
車に乗り込むと、一気に眠気が…。
早く帰って寝たいものです。

★写真共有コミュニティサイト flickr(フリッカー)
星景アルバム】【朝景・夕景アルバム

★大星山夕景・星景まとめ動画(YouTube)↓

大星山map

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